今年もよろしくお願い致します。

あけましておめでとうございます。

遅いご挨拶ですが、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
私たちも無事に新年を迎え、初詣にもお参りさせていただくことができました。

今回はひかせていただいたおみくじの言葉。
心に来るものがありましたので、紹介したいと思います。

 

信仰はわが播く種にして、智慧はわが耕す鋤なり。
 身口意における悪業を除くは
 わが田における除草なり。

 

この言葉で思い出すことがあります。

昔、マガダという国でお釈迦さまが托鉢をされていた時のことでした。
ある人が

「みんな自分で種をまき、畑を耕し、草を抜いて、やっと収穫して食べ物を得ているんだ。
お前も自分で耕して食べ物を得たらどうなんだ」

と言います。

それに対してお釈迦様は

「私もちゃんと耕して収穫をしていますよ」と答えられます。

それを聞いたその人は「そんな姿を見たことがない」と怒りますが、
お釈迦様はこう仰ったそうです。

「人々の心の中に信仰の種を播き、心を育て、煩悩の草を抜いているのです。」

世の中には直接目に見える形で、人さまの役に立っている仕事ばかりではありません。
もちろん汗をかき、実績を積んでいく方々は素晴らしいと思います。

でも、人に喜びを与えようと日々努力する無名のダンサー。
すぐには利益には繋がらなくても、より良いものを育てようとしている農家の方。
子どもを守り、子どもの好奇心を伸ばそうとする方。
芸術や暮らし方を通じて豊かな時間を伝えたいと努力する人達。
家族を守り、家族の心の支えとして必死で努力する人達。

世間的には馬鹿にされることも多いかもしれません。
馬鹿にはされずとも陽の目を見ることは少ないのかもしれません。
でも、心の豊かな生き方を歩む道。

私は尊敬します。

そして、私自身そうありたいと年頭に改めて思いました。
頼もしくもあり、身を引き締められる言葉でもありました。

そして、もうひとつ裏側には

 

しるべする人をたよりにわけいらば
        いかなる道かふみ迷ふべき 

 

明治天皇の有名な歌です。

導く人を信じて進むのならば
どのような道であっても踏み外す事があるものか・・・という意味でしょうか。

ありがたいことです。

私も一歩一歩、歩いていきたいと思います。

今年は地道に、『負ける』一年にしたいと思います。
『負け方』にこだわりたいと思っています。

今年も一年間よろしくお願いします。

「今年もよろしくお願い致します。」への2件のフィードバック

  1. あけましておめでとうございます。
    すごいおみくじですね!
    うっそうとした森のようなわが畑も、
    先生のおかげで、少しずつ、整える手がかりが感じられるようになりました。
    こつこつと、地面を探して行こうと思います。
    今年もご指導、どうぞよろしくお願いいたします。

    1. あけましておめでとうございます。
      本当におみくじというのは深いものですね。
      励まされると共に背筋をもう一度伸ばさなきゃと思いました。
      里恵さん家族も“耕すもの”ですね。
      目の前にあるどこまでも続く大地。
      良いと見えるときもあるでしょう。
      気に入らないときもあるかもしれません。
      でも、どちらも自分を育てはぐくんでくれる大地なのでしょう。
      しっかり耕せる一年にしましょうね。お互いに。
      こちらこそ、今年も一年宜しくお願いします。

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